2003/12/20(Sat)
〈前回までのあらすじ〉
拡声機は板井君が運んでいたのだった・・・・・

 以前、このコーナの前フリで、二枚舌のコウモリのお話をしましたが、次のようなつづきがありました。
 鳥さん達と獣さん達から二枚舌の嘘つき野郎として相手にされなくなり暗い洞窟の中で暮しはじめたコウモリ。
やがて同じコウモリの女性と結婚しました。そして子供が生まれました。コウモリは (自分のようにはしたくない、胸をはって飛べるワシさんや、雄然と走るライオンさんのように育ってほしい) と思いました。
しかし子供コウモリはいつも親の後ろ姿を見ながら育ったので、やっぱり親コウモリのように二枚舌の嘘つきに育ちましたとさ。
 つまり子供は親の望むようには育たない、親のように育ってしまう。よい木からはよい実がみのる。よい行いの親からはよい子が育つのです。
練成大会や各地区の少年大会を見る機会が多くなり、私ナベケンを含めて まず大人がしっかりとマナー・ルールを守らなければいけないと強く思う今日この頃。
 皆様いかがお過ごしでしょうか?毎度おなじみ、皆様の心のパートナー、ナベケンです。

 さて、本当に色々な事があった2003年も、残すところあとわずか。そういえば毎月カレンダーをめくる度に師範と 「今年ももう○月だよ。あと○月で今年も終りだなぁ」 「オ〜ス」 と話していましたが、本当にあっと言う間に一年が過ぎてしまった感じ。まさに『月日のたつのは早いもんだなぁ』ってな感じ。
極真全体としては世界大会も無事終了し日本も王座に帰り咲き万万歳でしたが、ナベケン的にも今年はまず冬合宿で一年の始まりを迎え(本当に寒かったっス。滝あびも冷たいを通りこして水が痛かった・・)、三月に昇段審査、そしてほぼ毎月試合・地方大会・審査会、等であっという間に8月!さてここで忙しさを言いわけに、このコーナーを終了しようと最終回にしたところナベケンの予想を約4.8倍程上回る大反響が! 『やめるな』 『つづけろ』 『ふざけんな』 『コーナーを終わらせたら、お前の人生終らせるゾ!コラ』 等々、皆様の思いやりあふれた暖かい声援を受けこうしてナベケン、恥ずかしながら復活させて頂きました。このコーナーもやりなれると結構楽しく、それなりにやりがいがあるもんでして、他支部の方々からも声援をいただき、川本師範からもお褒めのお言葉をいただき大変嬉しい復活でした。2004年もこの調子で不定期ではありますがこのコーナーを続けてまいりますので、来年も本年同様、皆様の心のパートナー、ナベケンをどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年最後の一人言
〈ナベケンかん違い〉
 師範はいつも稽古が終るとすぐ、道場の洗濯機で道着・帯を洗濯し、干してから帰ります。
この前師範が 「オレの帯が無いんだよ。確かに道場に干しといたんだけど・・・。ナベさん見なかった?」 「オス、いいえ」 「ふ〜ん、おかしいなぁ」
それから1〜2日たって、ナベケン思い出しました。5階の事務所の更衣室に師範の道着を2階から移したことを。その時帯を道着の内側にかけたので、外からは全く見えないことを。あわてて師範に言ったところ 「あっそう。あったら良かったよ。俺もよく捜さなかったからな」と、怒りませんでした。あ〜よかった。ところでこのようなかん違いはけっこうあったりして、かん違いかどうかはわからないけれど師範は、「ざっくばらん」という言葉をず〜っと英語だと思っていたそうです。又「乾布まさつ」のことを 寒い風の中でやる「寒風まさつ」だと思っていたナベケンでした。(ちなみに美幸先輩は 中国拳法の達人がやる「功夫(カンフー)まさつ」だと思っていたらしいと師範から聞いたことがある)

 さてナベケン最大のかん違いとは何か、それは自分はNo2かNo3だと思っていたとか、そういうことではなく、ナベケンが人気作家か何かで、このコーナーが大人気作品か何かと思ってしまったことなのでした。来年もこのかん違いをづっと続けたままこのテンションでこのコーナーを続けていきます。今年一年ありがとうございました。
【渡辺健二先生の作品が読めるのはこのコーナーだけ!応援ヨロシク】って少年ジャンプのマンガのハシによく書いてあったっけ・・・。
今日も振替審査会のあと 川嵜先輩から 「ナベ、お前かん違いすんなよ」 と言われちゃいました。ナベケン反省!で、来年もヨロシクお願いします。

〔川本師範・田口師範、そして毎週更新しろ!とおどして下さるファンの方へ〕
 すいません。そんなに毎週毎週おもしろいことなんかおこりませんって・・・・・ 今回もいっぱいいっぱいだって・・・。
また来年も見てねー うんがっうっうっ。

〈2003年 ナベケン一人言のコーナー全てを終了致します。来年も乞うご期待!〉