2009/11/01
妻の独り言



稽古中に写真撮るよと言ったら不機嫌な顔

 江口美幸です。

今回は何を書こうかなー、皆はどういうこと書いているのかなー、と思い、ほかの職員の独り言を読んでみると・・・
・・・なんか、みんな、全然空手の事書いてないじゃん・・・。なんか、みんなどこかに遊びに行ったときのことだったり、芸術の事を書いてるじゃん・・・。

これって、なんか、知らない人が見たら、空手の職員ってこんなことばっかりしてるように思われそう・・・。
あいつ(職員の一人)に、「先輩、独り言って、どういうこと書けばいいんスかね」って訊かれたとき、「2ヶ月に一度くらいだから、その間にあった、面白かったな、ってこと書けばいいんじゃない」と答えた私が悪かったのですね、きっと。

誤解をしないで欲しいのですが、うちの職員が音楽ばっかり聴いていたり、美術館ばかり行ってたり、茨城とかそっちの方にしょっちゅう行ってアルパカ見たりパラシュート広げていたり、そんなことをしているわけではありません。
うちの職員は全員、空手というものが空気と同じようにそこにあり、生活の糧であるので、呼吸するように毎日当たり前に稽古して当たり前に指導して、毎日ご飯を食べるように、当たり前にハードな練習をこなし、きついことやっているわけです。サラリーマンのデスクワークと同じことが、彼らにとっての「鍛錬」ということなんです。
で、当たり前のことなので、別に「今日の稽古はきつかった」なんて書かないんですよ。そんなの、当たり前のことだから。面白くないんです。
彼らにとって特別なことが、遊びに行ったり、芸術に触れたりすることなんでしょうね。
合宿とか試合とか、昇段審査とかで、彼らの動きを見ている人は、そういうことはわかると思うんですが。

でも、まあ、ほかの趣味があるだけ、とても健全だと思う・・・。
はっきり言うとうちのダンナさんは異常です。
そこまで稽古する?毎日あんなに練習してるのに、さらに「あっ、今度の火曜の昼間は休みだ!やったー、よーし練習たくさんしちゃう」とか、そういう発想がなぜ出てくる?
海外に行ったとき、時差で睡眠時間が凄く少なくても、朝の稽古をかかさないのは、強くはなっても健康にはどうだろう。
なぜ現役の選手よりも体が仕上がっている?その年になって、そのごつい体格で、腹筋が6つに割れているって変じゃない?

まーそこがいいところでもあるんだけど(のろけ)。総本部の50人組手で一本勝ちの山を築いて異常な強さを発揮したりするのは素晴らしいし、道場生にとってよいお手本となるでしょう。それにきっと道場の一番上の立場のあなたがそこまで稽古してたら、職員も生徒も一生懸命稽古せざるを得ないもんね・・・。

<うちのダンナさんのプロフィール>
職業・空手道場経営  趣味・空手  生きがい・空手  休みの日にすること・空手  将来の目標・もっと強くなる。悪を滅ぼす

・・・・妻の私も頑張るよ。