2011/1/9
うさぎちゃん!


みなさまおくればせながら明けましておめでとうございます。国立・日野豊田の小沢です。本年もよろしくお願いいたします。

 何か昨年も新年一発目で順番がまわってきて、トラ年がどうたらとか書いたような気がするのですが、今年はウサギ年、また極真会館的には4年に1度の世界大会イヤーになります。みなさまと一緒に良い一年にしていきたいと思います。

 さて、ウサギといえば耳長・赤目のげっ歯類で、さみしかったり水を飲まされたりすると死んでしまうはかなくも可愛らしい生き物、というようなイメージがあります。
が、調べてみると実際は目が赤いのはジャパニーズホワイトといういわゆる白ウサギであって全般的に目が赤いわけでないらしく、また縄張意識は強いけれどもさみしくて死んだりはしないし、動物である以上水を飲んだから死ぬなんてことも無いそうです。ちなみに現在の分類ではげっ歯類でもないそうです。私いろいろ間違ってました。
 そういえばうちの奥さんから聞いた話なのですが、彼女は小学生の時飼育委員でウサギたちの世話していまして、その中に 「バロン」 という名前のウサギがいたとか。
バロンは飼育委員の子が檻の中に入ってくると素早い動きで背後に回り込み、アキレス腱のあたりを血が出るまで思いっきりかじる、という習性(?)をもっていて、飼育委員はことごとく犠牲になり、誰もがバロンの世話を嫌がったそうです。
しかもこのバロン、先生たちには甘えて見せるという芸当も心得ていて、凶暴・狡猾な地獄のウサギとして恐れられていました。
そんなある日飼育委員の1人の少年が、いつものようにバロンの襲撃を受けて逃げる際に画期的な発見をしました。それは、バロンはウサギなのでダッシュ力・ジャンプ力は物凄いがジグザグ走行には対応できないという事実でした。このジグザグエスケープの開発により、バロンの犠牲者は激減したそうです。人類の叡智の勝利、といったところでしょうか。
 ま、それはともかく子ウサギとかはとてつもなく可愛いですよね。
 ・・・何かよくわからない話になってしまいましたが、本当は私ウサギの耳はなぜ長い、みたいな話がしたかったの です。
 ウサギの耳は捕食者との関係とかも含めた環境に適応して、主に聴力の強化とあとは体温調節とかのためにああいうかんじになったのだと思うのですが、逆にいえばそうやって適応できなかったものたちは、淘汰されてしまったということでもあります。
 今年も政治・経済・社会を問わず様々な変化があることと思います。個人であれ組織であれ社会であれ物事が時とともに変わっていくのは当たり前のことであって、決して悪いことではないと思います。もちろん良いことばかりでもないでしょうが。
大切なのはそういった変化にきちんと対応・適応していくことであり、そのためには自分自身も変わらなければならない局面も多々あるでしょうが、変化することを恐れてはいけないかな、と思います。そしてまた、そういった変化の果てになお変わらずに残っていくものがあるのなら、それこそ本物ということなのでしょう。
 長くなりましたが最後に性懲りもなく曲を貼り付けます。甲本ヒロト作詞作曲の3曲です。ヒロトは永遠とかずっと変わらないとかが嫌いらしく、そういうテーマが結構出てきます。

ブルーハーツ 「ほんの少しだけ」 未発表曲なのですが動画みれてしまうというyou tube恐るべし!
http://www.youtube.com/watch?v=CuRDZgZ5eRk&feature=&p=93DB5D53083134D2&index=0&playnext=1

ハイロウズ 「不死身の花」
http://www.youtube.com/watch?v=Uyv3FvQNdWo

クロマニヨンズ 「タリホー」 クロマニヨンズまでくると歌詞が全然ストレートじゃないですが、それが味ということで。
http://www.youtube.com/watch?v=feqnXYan99U&feature=related