2011/11/12
世界大会



川嵜です。世界大会が終わりました。本当に素晴らしい大会でしたね!
直接観戦した方、テレビ放映を見た方も多いと思います。

『世界大会を見ずして極真は語れず!』まさにそんな大会でした。

自分が、かなり試合から遠ざかっているせいか、空手を始めた頃の様なワクワクした気持ちで試合を見る事が出来ました。

私は第18回全日本空手道選手権大会を見て空手を始めました。その大会と、次の年に行われた第4回世界大会のテレビ放映は、私にとって教則ビデオになりました。当時の放送はドキュメンタリーっぽくてとても面白かったです。
とにかくそのビデオを見まくり、『松井が出る!アンディが出る!』とかナレーションの真似をしながら、友人に技を仕掛けては嫌がられていました。

第4回世界大会のビデオは見すぎて切れてしまいましたが、今でもYouTubeで良く見ています。

http://www.youtube.com/watch?v=roqPAtIX3kU&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=MA59Gv9xKIE

http://www.youtube.com/watch?v=-Hz1vlheJTk&feature=related

今回の大会も多くの人に影響を与えたのではないでしょうか。試合というのは空手の競技としての一部分にすぎませんが、与えられたルールの中で勝利を目指して心・技・体を磨いて行く事で、自分をさらなる高みに押し上げてくれるものです。

決勝戦を観ていて、自分の経験に当てはめてみると、100kgを超える体であれだけ動き攻め続けるテイシェイラ選手、延長を重ね勝ち上がってきて、更に大きな相手と決勝戦で7分間を、一瞬たりとも気持が折れることなく戦い続けるタリエル選手は想像を絶します。

技術的にも肉体的にも高いレベルで稽古している事は容易に想像できますが、あの精神力を身につけるには、いったいどれだけ追い込んで練習しているのだろうと、その凄さに驚きとワクワク感が入り混じった感情になりました。

その感情が、先の2大会のビデオを見ていた時に重なり、改めて空手にはまっている自分を感じました。

皆さんはいかがでしたか?