2015/9/22
中秋の名月



お久しぶりです。国立・日野豊田の小沢です。
だんだんと秋っぽくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今月27日は中秋の名月ということですが、どうも天気が悪そうなのが残念です…


そして皆さま、先日は支部内部試合、お疲れさまでした。


ワタシは今回、主審をやらせていただきました。
内部試合なので、もちろんとても強い子・上手い子(大人の方もおられますが、子ども対象で話をさせてください) も中にはいるのですが、そうでない子も当然たくさんいます。
しかしながら、主審として一番近くで試合を見ていて思ったのは、試合というのはみんなそれぞれ試合に出るぞ、と決意して申込みをして出てきているわけで、どの子からもそういった決意やその子なりの勝つための工夫が見えて、胸を打たれるものがありました。
空手の試合で戦っている時間というのは、決して長い時間ではありませんが、その中でも様々な心の動きや葛藤があったり、自らを奮い立たせたりと、非常に濃密な時間であると思います。
今回初めて試合出た子たちも、とても良い経験ができたのではないかと思います。
本当におつかれさまでした!


試合に関しては、何年か前にもこの場で書いたような記憶があるのですが、せっかくなので思うところを語らせていただきます。


われわれは、極真空手修行の一環として、子どもたちに試合の出場を勧めます。
それは、試合経験が子どもたちの大きな成長の糧となるであろうという思いからです。
そして、試合に出ることでどのような経験をしてもらいたいかと言えば、いろいろあるとは思いますが、個人的には大きく2つあると思っています。

1つには、試合という目標を設定し、それに向かって必要な準備・努力をし、目標を達成する、という経験をしてもらいたいということ。
勝つことの喜びや努力することの尊さを感じてもらいたい、という思いがあります。

しかしながら、トーナメント形式の試合というのは、1回戦が終わった時点で半分の選手が負け、2回戦が終われば実に4分の3の選手が敗退してしまいます。
こういう言い方はなんですが、試合に出れば、ほとんど負けるわけです。
だからこそ勝利の価値があるわけですが、では、負けてしまったら意味がない、価値がないのでしょうか?

中にはそういった考え方をする方もいるかもしれませんが、ワタシはそんなことはないと思っています。

というか、それが2つめの経験して欲しいことになるのですが、努力して準備をして、強い思いを持って試合に臨んでも、負ける時は負けます。
それが勝負というものですし、それは空手の試合に限らず人生のいたるところで起こりうることだと思います。

その時に大切なのは、いかに敗北という現実と向き合い、受け入れていくか、ということです。

敗北というのは苦くつらいものです。それは子どもたちにとってはなおのことでしょう。

そこで、その苦さつらさから目を背けたり逃げ出してしまえば、それは本当にただ苦くてつらいだけの体験になってしまいます。

そんな時こそ今自分に降りかかった現実を見つめ、考えてもらいたいと思います。
より具体的な例をあげて言うと、試合に負けてネガティブな気持ちになり、そのまま帰ってしまうお子さんが、結構います。
その気持ちも確かに分かるのですが、負けたあと自分の試合を振り返って考えつつ、他の人試合を見ていれば、そこには必ずいろいろ感じたり考えたりすることがあるでしょうし、次につながるヒントがあるはずです。
そして、そうやって敗北を受け止め消化して、次につなげるという作業をすることこそ、長い目で見れば目先の結果よりも大切な経験になると思います。

試合後の時間というのは、子どもたちの成長のゴールデンタイムのひとつだと思います。
まわりの大人のみなさん、ぜひ子どもたちがその貴重な時間を有効に活用できるよう、協力してあげてください。

今回のタイトルに無理やりかこつけて言うと、キレイな満月だっていつも丸いわけじゃありません。
欠けてる時もあるからこそ、満月の良さもあるのでしょう。
負けた時こそ、しっかりと顔を上げて前を見て、いろいろなことを感じ考えていきましょう。
それはきっと未来につながっていくはずです!


試合というものは、当たり前ですが、熱い思いを持って参加する選手たちがいて、はじめて成り立っているものです。
次回もまた皆さんの熱い思いで、ぜひぜひ、良い大会を作り上げていきましょう!




とゆうことで、最後は熱い思いをかきたてるというか、自分も頑張らねば!と思えて、割とお気に入りの動画を貼ります。


ここ最近、アメリカにあるようなデカくてものすごい設備や人員も整った、いわゆるメガジムと言われるような形態の格闘技ジムが、アジア圏にもあちこち出来ています。

その中のひとつで、タイのプーケットにあるタイガームエタイジムという、ムエタイベースでMMA対応のジムがあるのですが、そこのMMAの特待生みたいなやつのトライアウトを取り上げた、ドキュメンタリー番組の動画です。

世界中から多くのファイターが集まってチャレンジしていて、英語の勉強にもなりそうです!


http://youtu.be/w2fHy_blUE0

エピソード1は、浜辺でのフィジカルトレーニングが、ウンザリするくらい続きます。


http://youtu.be/du1rhNzfwR0

エピソード2はムエタイトレーニング編で、一番お気に入りです。

ふるい落としも兼ねているので、ミットを持つトレーナー達が、ちょっとびっくりするぐらい追い込みます。

自分がやられたら泣きそうなぐらいですが、ボコボコに追い込まれた参加者があとで、「ムエタイは自分を本当にタフにしてくれて素晴らしい!」

とか、嬉しそうに語っていて素敵です。


http://youtu.be/pZ6JUDmaCKQ

エピソード3は、グラップリングトレーニングと、マラソン編。

何か、総本部合宿のマラソンを思いだしました…



このあとエピソード4、完結編と、さらに1年後のエピソード編もあるので、興味のある方は探してみてください。


それではまた!