2022/1/23
『ズバッと結論から!』


国分寺道場の江口です!さて、年末年始の稽古休みの間に普段なかなか時間が取れずに出来ない「本の一気読み」をしました。
どうしても自分が興味のあるジャンルの本を選んでしまうのですが特に興味深く読んだのは以下の3冊でした。

■『筋肉の科学』石井直方著
 

この本は私のMMA・グラップリングの師匠である金原弘光先生から推薦していただきました。
私も長年トレーニングしておりますが筋肉についてまだまだ知らない事、解明されていない事がたくさんありとても勉強になりました。
著者の石井直方先生の講演には何度も参加させていただいておりますが難しい事を解りやすく解説して下さり当然本の内容も解り易いです。
サブタイトルは『No muscle,No Life』!端的に結論を表してますよね!


■『最良の身体を取り戻す』山口創著
 

この本は心が身体に与える影響力を科学的に解りやすく解説してくれてます。
心の状態と身体の好不調は何となく関連している事はみなさんも自覚されていると思いますがこの本はそれをラットの実験等で科学的に解明しており「なるほどな!」と納得する点がたくさんありました!
著者の山口創先生が目的としている事がズバッとタイトルになってますね!


■『脳を鍛えるには運動しかない!』
ジョンJレイティ著 野中香方子訳
 

そしてこの本!もう本のタイトルがいきなりズバッと核心をついた結論なのだ!
タイトル見ただけで運動の重要性がグサッと伝わってきますよね!中身読まなくても解っちゃう気がします。
内容はというと色々な実験・研究を通して運動が脳細胞に与える影響を解説してくれてますが正直本の内容を正しく理解出来なくても「運動しときゃ大丈夫!」という気になります! 私はまどろっこしいのが嫌いなのでズバッと結論からはいる本は安心して読めます。
しかしこれは小説や漫画には当てはまらないだろうなぁと思いますね。
例えば『鬼滅の刃』の題名がもし『鬼舞辻無惨は最後には死ぬ!』だったら興味半減だし『フランダースの犬』の題名が『ネロとパトラッシュ教会で死す』だったら絶対読まないよな。 やっぱり小説や漫画だけはネタバレする題名はダメだよなぁと思ってたらいきなり結末が題名になっててしかもグイグイ読まされた小説がありました。
アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』は最後にはホントに誰もいなくなっちゃうのでした‥‥。

それでは皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!押忍